何気無く目を通した出会い系サイトの宣伝メ-ルですが、なぜかその時はためらう事無く記載のサイトにアクセスしていたんです。
今振り返ると、私の中で何か虫が騒いだのかもしれませんネ。
出会い系サイトって、エッチな話ばかりが露骨に飛び交うケバケバしい雰囲気だと勝手に想像していたのですが、実際目に飛び込んで来た世界はもっと敷居が低い、ごくごく普通の印象でした。
ごくごく普通の男女がパ-トナ-を求めて集ってる風に思えました。
「これなら私も参加出来るかも」。
そんな軽い気持ちで登録を済ませてみました。
仮に男性からメ-ルが届いても、メル友としてのお付き合いなら何の問題もありませんから。
登録から間も無く、1人の男性からメ-ルが届きました。
彼も既婚者との事で、特にエッチな記述も無く「色んな会話をしましょう」的な事が書かれていたんです。
何度もやりとりを重ねる中、私は何時しか、彼からのメ-ルを心待ちにしている自分に気付いたんです。
それは忘れかけていた淡い恋心もたいで、彼からの着信が嬉しくて、携帯が鳴っただけで何も手につかずに中断して、直ぐに返信に夢中になる毎日でした。
そんな中、次第に会話の内容も深くなって行き、実際に会う事になったんです。
そもそも性欲が薄い私ですから、会っても何も起きない、って思っていたんです。
そして当日。
写メでお互いの顔は交換して分かっていたのですが、実際目の前に現れた彼は、写真とは随分印象が違う男性だったんです。