以前から年上女性からのウケが良かった僕は、小学生の頃から「人妻キラ-」「マダムキラ-」なんてあだ名で呼ばれていました。
ですが、人気があるばかりで、実際に何かあった訳でも無く、個人的には年下が好みでしたから、何となくズレていたのでしょうネ。
そんな僕の能力を発揮する舞台が、突然突き付けされたのです。
有る事情でまとまったお金が必要になってしまい、それも1ヶ月以内に準備しなければならなかったのです。
自分の給料や貯金でも足りず、借りるアテも無く、困ってしまいました。
そこで思いついたのが、出会いサイトで知り合った年上の金持ちマダムからもらう事でした。
お金持ちの人妻が集っている、と評判のサイトに会員登録して、片っ端からメッセ-ジを送りました。
正直に「お金が必要」とお願いを繰り返しましたが、ほぼ無反応で、中には罵るような返事も届けられました。
いつしか僕は、年上女性からウケる能力を失っていたようでした。
絶望しかけた時、1通のメ-ルが。
そこには「食事を一緒してくれたらお小遣いをあげる」と書かれていました。
藁にもすがる思いでそれに飛びついたのです。
約束通り、女性からお小遣いを貰い、その場を凌ぐ事が出来ました。
濃い目の化粧にサングラスに帽子姿のそのマダム、どこかで会った記憶がある風でしたけど、おそらく僕の思い込みでしょうネ。